2017/12/11 16:34
現代の食生活で注意しなければならないのは、ジャンクフードなどの加工食品に偏らない事です。ジャンクフードや加工食品には、化学的な食品添加物、調味料、甘味料などを多量に含みます。それらは、生体内で活性酸素を過剰に発生させ、老化スピードをより一層速め、同時に腸内環境を悪化させます。
加工食品のみならず、米、野菜、果物も、保存性や見た目を担保するために農薬や発色剤、漂白剤などの化学薬品が使われています。生体内の酵素を無駄に消費させないためには、現在の食品流通の根本を見直すしか術はありません。しかし、様々な規制緩和や競争原理の中で、日本の農業も岐路に立たされています。インターネットの普及によって、産地から直接調達することも可能になりました。カラダの中にある酵素のムダな消費を考え、賢い食生活も求める事は、健康維持には欠かせないことです。
さらに、日本古来の醗酵食品である味噌、醤油、酢、塩麹、納豆、ぬか漬けなど酵素食品を食生活にふんだんに取り入れる事も重要です。これらは、麹菌、酵母菌、乳酸菌、納豆菌、酢酸菌などの働きで、発酵が促進された食品で、食物酵素が豊富に含まれています。発酵食品を積極的に摂れば体内酵素の補給になり、腸内細菌も活発に働いて、体の老化や病気を防いでくれるのです。