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2018/01/15 11:40

近年、アレルギーで悩む人が異常に多くなりましたが、

腸内細菌が関わっている事が、様々な研究によってわかってきました。

アレルギーの原因となるアレルゲンへの抵抗力、
アレルゲンを通過させない丈夫な腸壁が肝心なのです。



腸内細菌叢がしっかり働けば、
アレルギーを予防する事につながっていくことがわかってきました。
またアレルゲンと結びつくようなIGA抗体を腸内細菌が増強し、
抑制力を高めると期待されています。

リンパ球が作るサイトカイン物質の産生にも腸内細菌が関係し、
アレルギーに対する過剰反応と密接に関わっているという研究報告もあります。
アレルギーを起こさないためには、腸が健康で、腸内細菌叢が活発に働いて、
腸粘膜が丈夫でアレルゲンを通過させないことが大切なのです。

アトピーの治療で転地療養があります。
生活環境を変えることで、空気、水、関わる人、そして食生活を変えることで、
自然に腸内細菌の種類や量を変え、その変化によって、腸の抗体を強くし、
アレルギーの反応を抑制しようとするものです。

また大人になって食物アレルギーになる場合、
子どものころの食習慣に問題があることで、大腸での防御反応が充分でないために、
アレルゲンが腸壁を通過し易く、過剰なアレルギー反応がでてしまうと考えられます。