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2018/02/05 11:00

体内で合成できないビタミン群を腸内細菌は作り出してくれます。
その種類は、ビタミンB1、B2、B6、B12、K(脂溶性ビタミン)、
パントテン酸、葉酸と豊富です。

なかでもビタミンB6とB12が脳の萎縮を遅らせるとの報告や、
ビタミンB群と葉酸が中高年のうつ症状の改善に効くといった
研究報告が多数あります。
特に脳の萎縮は認知症の大きな要因となります。
このことからも、腸を健康な状態にすることで
認知症の予防にもなることが期待されているのです。


但し、間違ってはいけませんが、
ビタミンB群や葉酸などの摂取を特化したような
複合ビタミン剤などを摂りすぎたり、
アミノ酸等を複合的に摂取できるサプリメントの多用は、
腸内細菌の機能を低下させてしまいます。

重要な事は、腸内細菌の餌となる「食物繊維」「でんぷん質」を
積極的に摂ることにより、腸内細菌を活発にすることこそ
健康でいられる秘訣ともいえます。

腸が老化することの最大の原因は、
腸内細菌が生命活動に不可欠な体内酵素を十分につくりだせなくなり、
細胞の代謝が悪くなってしまう点にあるといわれています。
この細胞の健康を損なう最大の敵が活性酸素やフリーラジカルです。